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イケさん

家康と信玄が戦った三方原の合戦での死者の霊を祭っているお堂が資料館として改修されたのだそうです。

上の写真は、犀ヶ崖を上から見下ろしたところです。
崩落が続いて現在は 13m くらいの深さですが、当時は 90m ほどあったそうです。
三方原の合戦で散々に負けた家康は、一矢報いるために、この崖にに布の橋を架け（布橋という地名が残っている）た上で、野営をしていた武田軍に、これもまた信長の援軍が来たように見せかけて鉄砲を撃ちかけ、混乱して布の橋を渡ろうとした武田軍を崖に追い落としたということです。
布の橋の真否はともかく、崖に追い落とされた武田軍の兵士たちがひとたまりも無かったことは想像できます。
結局、信玄は浜松城を攻略することなく、西方に向かい、その途上で病死してしまいます。

資料館の中では、ビデオを見ながら、下の地形図の該当箇所が光る装置で、三方原の合戦を知ることができます。
ガイドさんがいて親切に説明もしてくれます。

事実では無いそうですが、資料館の敷地内に、「ねずみ小僧次郎吉」の墓も祭ってあります。

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